分断されてる、けど交じり合う私達

今週の月曜日。私は朝8時にみなとみらいのカフェでモーニングをいただいていた。早めに駅に着くようにしたのもこのためで、モーニングってなんか得した感と優越感に浸れるから好き。

 

近くに座っている女性との距離感を考えつつも、座り心地の良さそうなソファ席を選んだ。右は柱。左は空席、そのまた左は作業中の女性。

女性  空席  私 柱

↑こんな感じ。

 

私が席に着いてから3分経ったか経たなかったかくらいで、私と女性の間に横浜マダムらしき二人組が着席。

どこに座るのも自由なんだけど、あれだけ広くて他の席も空いているあの状況で人と人の間にあえて座る強さ。そんなに広くないし、隣との間隔も広いというかむしろ狭い席。なにゆえそこを選んだのか疑問に思いながらも、私は厚切りトーストを食べてました。

 

結構ガンガン話してて、隣にいた私も耳だけ話に参加。両者の子どもは同じ学校に通っていて、お互いの家に行くほど仲が良い。昨日もお家に遊びに行っていて、夕ご飯もご馳走になったみたい。そこから子どもの話、家事の話、母親と父親の話(子供から見るとおじいちゃんとおばあちゃん)など、普段はなかなか聞けない貴重な話を平日の朝からタダで聞けて、得した気分。

 

平日の朝からここにいるってことは、普段は仕事をしてないのだろうか?今日の朝は子供はどうしたんだろう?旦那さんはどんな仕事を?今日は朝早くから2人で何をするんだろう?などなど、たくさんの疑問が私の頭の中に渦巻く。

 

少し早く起きて外に出ると、普段の自分の世界の外にいる人に思いがけなく出会える時間がやってくる。世界は本当に分断されている。世界レベルで見ると深刻なほどに分断されてる。だけど交じり合う時も必ずあるんだなぁと、感じた。

みなとみらいマダムは私の横に座っていて、何をどうに思ってたのかも気になる。

「厚切りトースト食べてる大学生」ってだけかな。