私をくいとめて

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長かった。そして人の心ってこんな風に可視化出来るのかと物凄くガツンと来た。主人公とほぼ同様の立場にいる身として、自分の事を客観視させられてる気がしたり、他人事みたいに笑ったり。ものすごーく感情が揺れた。

同時にとてつもなく悔しくなって、自分もこんな風に表現したいと何故か猛烈に思った。羨ましくて悔しい気持ち?のんの表現力よ。全てが刺さったー。

 

公式サイトにみつ子の部屋が紹介されているのも良い。使用したブランドも記載あり。

https://kuitomete.jp

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(このラグがめちゃくちゃ欲しい。公式サイトにクレジットが載っていて、actusのラグなのは分かったけど、もう売ってないみたい。ちなみにみつ子が着ているbeautiful peopleのTシャツも御多分に洩れず欲しくなりました。これはまだ手に入りそう。https://store.beautiful-people.jp/products/detail.php?product_id=317 )

 

これまでインテリアへの関心が恐ろしく低かったけど「これは年単位でお家と仲良くしないといけない期間が長くなるぞ」と思い始めてインスタやらginzaの持ち物・家特集を見まくった。(インテリアは沼) そうするうちにインテリアスタイリストなる職業がこの世にある事を知り、その職業に就くめちゃくちゃお洒落であろう女性のアカウントを発見した。

ということが年末頃にあって、からの昨日の映画。ginzaやpopeyeを読む様な人にとって、みつ子の部屋が刺さらない人はいないんじゃなかろうか。一見なんてことない部屋だけど、私達が欲しいものがみつ子の部屋には詰まってる。そういう部屋を作るのが一番難しいんだけど、それが映画で体現されてる。

そしたら、そのみつ子の部屋は噂のインテリアデザイナーさん監修ということが分かった。色々とインタビューもあって、ふむふむなるほど。何でもないようで、めちゃくちゃ作り込まれているみつ子の部屋。良いなぁと感じた自分の感性は製作側の思惑通り、導かれるままの気持ちでした(笑) プロだなぁ。

下記、インテリアに関してのインタビュー記事。

https://madamefigaro.jp/culture/series/interview/201218-kuitomete.html

https://www.roomie.jp/2020/12/682204/

https://www.google.co.jp/amp/s/s.cinemacafe.net/article/2020/12/18/70566.amp.html

https://hanako.tokyo/news/report/197562/

 

大九監督と片桐はいりさんの観賞後トークショーの回ではなく、その次の夕方の回を鑑賞。シアターに入る時に思いがけず、お2人がいらっしゃった。検温をはいりさんにやって頂いた。貴重やな。上映前に特別にお2人が少しお話しして下さって、来て良かったなぁと思った。そしてキネカ大森めちゃくちゃいい映画館。また行こう。