ベルリン アンゲラ・メルケル 物理学者 政治家

https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode/te/YV3W821LN2/

メルケルというのは若い時に夫だった男性の姓。離婚時に旧姓に戻す義務も理由もなかったからそのままだったのだろうか?と思って調べたら、離婚時は物理学者としてのキャリアの半ばで、「メルケル」という名の下での経歴を存続させるために、そのままの姓でいることを選んだらしい。賢明な人すぎる。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6023771bc5b6c56a89a55c23

西ドイツ生まれ、父親は牧師、生後間も無く東ドイツへ引っ越し、物理学者。物理学を選んだ理由は「自然界の法則にイデオロギーの介入する余地はないから」聞いた時震えた。

※ちなみにイデオロギーとは↓

イデオロギー(Ideologie)はドイツ語から来ています。「社会集団や社会的立場(国家・階級・党派・性別など)において思想・行動や生活の仕方を根底的に制約している観念・信条の体系。歴史的・社会的立場を反映した思想・意識の体系」を意味します。また、「特定の政治的立場に基づく考え」をさします。

ドイツ語からきている言葉だから尚更から、アンゲラの発言の重みが2倍になる気がする。

 

彼女が政治の世界に入る前に、抑圧された東ドイツで自由を求めて声を上げたり行動をした女性2人がいて、そのうちの1人が歌手ニナ・ハーゲン。カラーフィルムを忘れたのねという曲は同氏がまだ東ドイツにいた1974年に発表された曲。時を早送りして2021年12月にアンゲラ・メルケルの退任式で流れたのがその曲。歴史、繋がってる。すごい。

自由は勝ち取るものだと。妬んだり悲観したりせず希望を持って目的に向かう。