思い出の在り方の変化
先月もモニークとベイショアには行ったからモールに行くこと自体はそんなに久しぶりではなかったんだけど、一人でバスに乗って考え事するのは久しぶりでした。
途中でハロウィーンの季節にパンプキンフェスティバルが行われてた広場の横を通った時に、その時の記憶がばぁぁぁって頭の中で映像として再生されて、とても懐かしくなった。その広場は、当たり前なんだけど、もうただの広場で、何もなくなってて、そこにあんなに沢山のかぼちゃのランタンがあったなんて、そのことを知らない人に言ったら信じてもらえないだろうなって思うほどただの普通の空間だった。
だけど、私はそこに素晴らしいものがあったことを知っているし、何もないその場所を見てもそれを思い出せるほどの経験をした。その時私と同じバスに乗っている他の誰が、私と同じことを思えただろう。
今そこに何も無いから、もしかしたら自分の記憶は全部嘘で、暗闇の中で光るかぼちゃなんてなかったって思う事は簡単。でも違う。あの時私は確かにそれをみんなと見た。嘘じゃないって確信をもって言える。
そんな気持ちを持つことができるほどの経験をできたことがとても嬉しい。
そんな気持ちを持つ機会を与えてくれた友達を持つことができてさらに嬉しい。
もっと時間が経ったら、今は濃いこの記憶も知らないうちに薄くなって、薄くなったことによって思い出す機会も減っていくはず。思い出せたとしても、今と同じようには見えなくなるのかもね。脚色もされそう。
だからこそ!だからこそ今を!今こう思えることを大切にしないとね!
このことをガインに言ってみたら、彼女は私の言わんとしていることを理解してくれた。
彼女も私と同じようにあの時のことを覚えているのかな、今は。
留学生活も残り3ヵ月です。
やりたいことを全部やって帰ろう。
おやすみなさい。