Hello from the other side

地震から五年経ったけど、五年後をこんなに早く迎えるなんて思ってなかった。
あの時高校生だった私は今アメリカにいて、友達は働いてたり卒業旅行を満喫してたり。

364日はだいたい忘れているけれど、この日だけは思い出す。
この日をなんの特別な思いもなく過ごすよりいいでしょ。
毎年ヤフーの検索によって募金できるプロジェクトを目にするけど、
それに関しても色々言ってる人はいるんだろうなぁ。
でも私は私がやりたいことと信じることをするから、気にしない。
検索だけで(間接的だけど)募金ができるなんてなんて素晴らしいことなんだろう!
支援の仕方は人それぞれよね。みんな必死で生きているんだから。

5年前に何をしていたか鮮明に思い出せる日なんて、3月11日くらいだ。
5年前ってそのくらい遠い過去なのに、消えない過去っていうのも存在することを初めて知る。

日本に行くと言っていた友達も福島の近くには行きたくないと言っていて、
じゃあそこに隣接する私の生まれ故郷である群馬はどうなるのさ笑と思ったけどあえてそこには突っ込みませんでした。日本に興味がある人なのに最初は福島の場所も間違えていたから、きっともっとたくさんのいろいろな誤解を持ってる人は世界中にたくさんいるんだろうなと思いました。日本に住んでいる人も含めて。

じゃあ日本は安全って言い切れるの?って聞かれたら、いいえと答えるしかないけど、
安全ってなんなのよとも思う。どこにいても安全なんてすぐに脆いものになりうるし、
安全の基準はなに?